創始者の鵜沢戸久子が50年をかけて確立した画期的な学習法です。
以下、創始者・鵜沢戸久子の著書からの抜粋です。
脳科学者たちは言います。
「人間は生まれたときに、すべての環境に順応できるように、非常にたくさんのニューロン(神経細胞)を持って生まれる。
しかし、生まれ落ちた環境にとって必要でないと分かると、それらのニューロンは死んでいく」
これは、言語に関しても同じこと。
人間は生まれたときには、すべての言語に反応しますが、すぐに母語(日本語)にしか反応しなくなってしまうのだそうです。
「不要なものは消える」という法則に従って、使われない言語用のニューロンは衰えてしまう。
…
日本語を母語とする日本人が英語をマスターするためには、日本語のニューロンとは別に、「英語のニューロン」を生かし続けなければならないのです。
では、いったいどうすればいいのでしょうか?
…
実は、英語のニューロンそのものだけでは役に立ちません。
このニューロン同士をつなげて、いかに「英語の回路」を作っていくか?
これが大切です。
ウザワシステム研究所では、英語のニューロンを回路にし、「英語回路」を使って高いレベルの英語を習得する方法を実践してきました。
この実践方法のエキスが、下記の①~③になります。
方法①「CDかけ流し」⇒家で毎日15分、CDをかけ流し、「英語脳」を作る
教材は、このような楽しく印象的な物語を使います。
ネイティブの朗読CDを、ご家庭で毎日かけ流します(BGMで十分)。
英語名 | 日本語名 |
Little Red Riding Hood | 赤ずきんちゃん |
The Story of The Three Little Pigs | 3匹のこぶた |
Jack and the Beanstalk | ジャックと豆の木 |
The King's New Suit | 裸の王様 |
The Adventures of Tom Sawyer | トムソーヤの冒険 |
The Wizard of Oz | オズの魔法使い |
Sherlock Holmes Short Stories | シャーロック・ホームズ短編集 |
方法②「音読・意味取り(訳)・暗記」
【音読・意味取り】
英語を何度も音読することで、文の意味が自然に分かるようになっていきます。
通常の和訳ではなく「元々どんな意味なのか」を考えるようにして、「英文の意味をしっかり理解する力」を鍛えます。
そして、楽しみながら暗記まで行います。
【暗記】
暗記は、言語習得において大変重要ですが、単に頑張って英文を覚えるのが目的ではありません。
ウザワ式が暗記を大切にしているのは、「長期記憶への落とし込み」が大きな理由です。
単語だけでなく、英語文章の中で展開される英文法やネイティブが使う表現、そして英語のロジックすらも、長期記憶に落とし込みます。
長期記憶に落とし込むからこそ、圧倒的な英語力が身につき、必要な時に思い出せるからこそ、これらが使えるようになるのです。
副産物として、英語だけでなく、国語の成績も良くなっていきます。
方法③「アウトプット」⇒「まとまった意味の日本語」を英語にする
日本語で考えて英作するのではなく、直接、英語で考えて書くようになります。
しっかり文法も学びます。
小6からは、Japan Timesの記事を読み、意見を短時間で書く練習をします。